JMeter WebSocket Samplers は、JMeterでWebSocket通信を使った負荷テストを行うための拡張機能です。
- 以下の2つをインストールすることで利用可能になります。
- JMeter WebSocket Samplers
- Plugin Manager
環境
JMeterにJMeter WebSocket Samplersをインストール
デフォルトのJMeterでは、WebScoket通信を使った負荷テストをする機能がないため、プラグインをインストールします。
WebSocket Samplerを提供する拡張プラグインは主に2つ(WebSocket Sampler by Maciej ZaleskiとWebSocket Samplers by Peter Doornbosch)がありますが、前者は近年保守されなくなってきており、いずれ使われなくなる可能性が高いので、今回は後者のライブラリをインストールしてみます。
JMeterにPlugin Managerマネージャをインストール
JARファイルを置いただけでは拡張プラグインは有効になりません。
次に、拡張プラグインを使用可能にするために、Plugin Managerという管理機能をインストールし、JMeter WebSocket Samplersを有効にします。
- こちらのリンクからPlugin ManagerのJARファイルをダウンロード
- ダウンロードしたJARファイルを以下のディレクトリにコピー
- JMeterを再起動
- JMeterのGUI画面上部のオプション => Plugin Managerを選択
- "Available plugins"を選択
- "WebSocket Samplers by Peter Doornbosch" を選択し、"Apply Changes and Restart JMeter"をクリック
再度、オプション => Plugin Managerを開き
- "Installed Plugin"にWebSocket Samplers by Peter Doornbosch" があることを確認
- もし、画面下部の"Review Changes"に依存関係のある必要なライブラリがあれば、"Apply Changes and Restart Jmeter"をクリック
JMeterを再起動すると、サンプラーや設定エレメントにWebSocket関連の項目が追加されます。
補足
最初はWebSocket Sampler by Maciej Zaleskiの方を使っていましたが、JMeterのHTTP Header Managerと連動しておらず、使い勝手が悪いかったので途中でもう一つの拡張(WebSocket Samplers by Peter Doornbosch)に変更したという経緯があります。 これから使い始める方は、後者の方を使用することをお勧めします。
参考資料
JMeter WebSocket Samplers - A Practical Guide | Blazemeter by Perforce